石川県 県立美術館

石川県の県立美術館は、石川県の美術工芸の姿を紹介することを目的として設立された美術館です。県立美術館では、石川県ゆかりの作家・人間国宝による油彩画・日本画・彫刻・工芸品、さらには、国宝色絵雉香炉や古九谷の名品など加賀藩ゆかりのコレクションが常設されています。

 

石川県の県立美術館の歴史

 

石川県の県立美術館は、1959年(昭和34年)10月に開館した石川県美術館(旧館)が前身です。1983年(昭和58年)、旧館に近接する現在地に移転し、現在の名称(県立美術館)に改称しました。2007年(平成19年)9月、空調設備の改修、収蔵庫の増設、バリアフリー化のための改修工事に入り、 2008年(平成20年)9月20日、リニューアルオープン。現在、特別展として「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」が開催されています。 

 

法隆寺と石川県・県立美術館との関わり

 

法隆寺の展覧会は、地方の美術館の単独開催としては初めてのものです。特に今回の記念展の目玉は、「国宝 玉虫厨子」。法隆寺の特別な配慮により日本海側での初めての出品です。実は、石川県の地と法隆寺を創建した聖徳太子とは深い関わりがあります。北陸石川県は浄土真宗が盛んな地域です。浄土真宗をひらいた親鸞は聖徳太子の導きで専修念仏の道を選んだと言われており、北陸石川県には聖徳太子像を安置する寺院が多いことで知られています。法隆寺は石川県県立美術館とも深い関わりがあります。1998年(平成10年)に県立美術館で開催された「国宝 百済観音」展は、大都市名古屋や仙台で開催された時をしのぐ入場者数でした。それ以後、法隆寺側は法隆寺見学や友の会による団体鑑賞、そして今回の記念展開催に際して石川県県立美術館に積極的な協力をしています。

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